初めて中国に行きました。急速な経済発展が報道され、テレビ情報程度の認識はありますが、国情がよく分からない中国。 そんな中で中国内陸奥深い四川省、四川省の中でもさらに省都から随分離れた甘粛省・キョウ西省との境、広元市に行ってきました。 ここは四川大平原の北の入口、「険門関を得れば、四川を得る」とまで言われていたとのこと。四川大平原は、「天府の国」との別称があるように天然の穀倉であり、四川の争奪が繰り返されてきたようです。 この四川大平原の守りの要が剣門関。周囲は数百mの高さの垂直岸壁が続く険しい山々がそそり立ち、その名のごとく剣の門の名があるようです。三国志の時代には、魏軍10万を剣閣(剣門関)に立てこもった蜀が3万の兵で長く抵抗しました。最後は破れ、蜀は滅亡しました。 広元市自体は、地方の寂しい都市といった感じです。市内散策の時間がなく、賑やかなところがあるのかも知れませんが、パンフレットなどもみてもそんな感じです。逆に、ほんとの地場の中国が垣間見られて、結構印象深い思い出です。 また市の中心部、宿泊したホテルのすぐ横の高台山頂に、中国歴代唯一(唐代)の女帝の記念碑がそびえています。早朝に登ってみようかとも思いましたが、朝灯りは全くないようで、慣れない土地・国でもあり、登頂を断念しました。 多くの地元の方と交流があった訳ではありませんが、お世話になった方々の優しさ、素朴さ、暖かさには感動でした。 大変よい印象の街でした。 more